玄関とは、出ていく場所であり、帰ってくる場所でもあるのかもしれません。
子どものころ、靴をそろえなさいと母に言われ、嫌々やっていたのが、大人になってからというもの、外で疲れて帰ってくることが多かったのか、脱ぎっぱなしで、出かけるときも、ドアに向かって後ろ向きで靴を履くこともありました。
最近、革靴ではなく、スニーカーになったこともありますが、子どものころを思い出し、習慣を変えてみました。帰ってきて、脱いだら、靴をひっくりかえし、脇に置く。そろえる動作も家側に正面でお尻を向けない。出ていくときは、靴を中央に置き、足を入れる。”生きることに真っ直ぐに向きあっている”ようで、とても爽やかで気持ちがいい。
こんな日常の些細なことでも、自分を変えて、バージョンアップしていくことは楽しい。とかく、人はいろいろな言い訳をして変わらないことを選択します。変わるのは不安だから・・・、そして不満の中で生きていく。でも、不安なんて、ちょっとした勇気さえあれば、乗り越えられます。他人は変えられませんが、自分は変えられます。皆さんも、あまり良くないと思っている自分の習慣を変えてみてください。変わったことよりも、変えられた自分に自信がもてるようになるはずです。
さて、この間、絵本、童話を書いていましたが、いよいよ自分もフリースタイルの小説に切り替えていきます。内容は似ているかもしれませんが真っ直ぐにそろえた靴に足を入れ、新たな一歩を踏み出します。
コメントをお書きください